新進気鋭芸術家 中山晃子様と対談(2020.12.15)

ふれあい

元治元年創業の和菓子店・梅林堂の未来への改革と挑戦。 10周年を迎える“やわらか”のリブランディングに新進気鋭芸術家 中山晃子様を起用。当社社長と対談を行いました。

10周年に伴い「心やさしい埼玉のお菓子 生サブレ」とコンセプトを銘打ち、世界で活躍する若手芸術家であり、埼玉県出身の中山晃子様がパッケージアートを担当。当社社長と対談を実施しました。

株式会社 梅林堂(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役:栗原良太)は、販売10周年を迎える生サブレ“やわらか”リブランディングに関連して、12月26日(土)から販売する新商品「心やさしい埼玉のお菓子 生サブレ やわらか ゴールドプレーン」の販売に向け、パッケージアートを担当した、埼玉県出身若手芸術家 中山晃子様と対談を行いました。

今回は、中山様の画家になった背景や作品に対する想いについて、幼少期の思い出や心構えなどこれまでの経験を対談の中でお話頂きました。これまで芸術家と共に歩んできた当社だからこそ、共感する点も多くあり、盛り上がりをみせました。
(2020年12月15日(火)に梅林堂 箱田本店にて)

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中山様:素晴らしい感性の秘密
幼い時に近くの歩きで5分もかからないスーパーまでの道のりに、落ちていた砂利を拾って暫く眺めて30分もかかってしまう事が良くあり、そんな姿を母親は何も言わずに見守ってくれました。家族は、興味があることは何でも応援してくれ、ここから感性が磨かれた根源だと思います。

中山様:受け手に自由に感じてほしい
作品に対する思いを押し付けるのではなく、見てくださった方に自由に感じて欲しいです。受け手の方に、感じたまま受け取って欲しいと思っています。

中山様:同じ作品は二度と作れない
その日の気温、湿度、空気などいろいろな条件が合って作品が出来上がっています。とてもいい作品ができても、同じものは二度とつくれません。1回1回が作品との出会いなのです。今回商品づくりに携わらせて頂き、形に残る素敵な出会いとなりました。

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栗原:菓子作りに通じるところ
お菓子も”出会い”が大切であり、その結果良いものが作れます。その日の気温や湿度等でも、お菓子はいろんな味に変化をします。だからこそ面白い。今回の面談は貴重なお話を聞けて、今後の菓子作りに大きなヒントを貰えました。大いなるエネルギーと起伏の無い平常心への自信を与えて頂いたように思います。

■画家 中山晃子様
中山晃子|AKIKO NAKAYAMA画家。
液体から固体までさまざまな材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行う。科学的、物理的な法則に基づくあらゆる現象や、現れる色彩を、生物や関係性のメタファーとして作品の中に生き生きと描く。ソロでは音を「透明な絵の具」として扱い、絵を描くことによって空間や感情に触れる。近年では TEDxHaneda、DLECTRICITY ART FESTIVAL 2017 (US Detroit) 、New Ars Electronica opening performance 2019(オーストリア リンツ)、Biennale Nemo 2018 (フランス パリ)、MUTEK モントリオール等 にも出演。 http://akiko.co.jp

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主な受賞歴(抜粋)
2020 8K オークショー! 最優秀作品賞 / NHK 教育テレビ BS8K
2019 TECHNARTE 2019 最優秀賞 / TECHNARTE Art + Technology conference / Bilbao Spain
2015 審査員特別賞 宇川直宏賞 / 高松メディアアート祭 - メディアアート紀元前